2014年6月29日日曜日

老数学者の強烈なエネルギー

最近、異様なオーラとカリスマ性のおじいちゃんがよくカフェに来る。ニコニコ気さくだけど、英語や日本語はあまり通じない。
パニーニとモンブランを食べて終始考え事をしてる。ものすごい集中力で、パニーニが焼けたからとどんなに近くからでも、何度声をかけても、絶対に気づかない。

よく聞いたら、ブルバキ初期メンバーの数学者、カルティエ因子のPierre Emile Cartierだった。

81歳とは思えないエネルギーと体躯で、数学と生涯向き合う為には身体を鍛える必要があるのかもしれない。
頭の中には、数の美しさが無限に溢れているのか。
お会計の時に私が口にした"550"という日本語を、もう一度教えてほしいと言われて教えたら、ずっと嬉しそうに、"ゴヒャクゴジュウ...ゴヒャクゴジュウ"とつぶやいていた。

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